父の出張

2001年9月20日
今父が出張でずっと京都に行っている。
なので家には私と母の二人。
でも全然さみしくない(笑)
ごめんね、お父さん。

父が長期間いないと、思い出すのは高3時代。
当時、父は北九州に単身赴任していた。
私は沖縄の高校に通っていて、受験もあったし、一人で行ってもらったのだ。

社宅で母と二人きりの生活。
文字にすると寂しいけど、実際は快適だった。
特に母はのびのび過ごしてたように思う。

別に父と仲が悪かったっていうワケじゃない。
ただ父は家の中の事は私以上にやらない人。
家事はもちろん、近くにある新聞だって
「取ってくれ。」
と言う人。
とにかく自分では何一つやらない人。

そんな人が一時的にでもいなくなった家は・・・。
自由だったです、ハイ。
もちろん最初は心細かったけど。
でも快適だった。

特に母が自分の時間をたくさん持てて、お琴の教室に通ったり、刺繍を習ったり、のびのびと過ごせてた。
父がいる時は帰ってくるまでに夕飯の仕度を終わらせておかなきゃ、と忙しくて。
帰ってきたら帰って来たで、何もしない父の世話に忙しくて。
それに嫌気がさしてたワケじゃないんだろうけど。

1回娘と二人の快適な生活を経験しちゃう、と。
それが忘れられないのかな。

「あの時は二人でけっこう過ごせたねー。」

時々懐かしそうに語る母。
目がキラキラしてます。

反対にあの時毎日電話をかけてきて、さみしそうだった父。
「九州男児なら耐えろ!」
と二人が電話をしてる後ろで毒吐いてた私。
遅い反抗期ですな(違)

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