怒涛の夜
2001年10月22日今日は母の胃の調子が悪い。
数日前から吐いたりして具合が悪そうだったけど、本人が割と元気そうに振舞ってたので、大丈夫かなあって安心してた。
けど夜の9時頃にトイレで吐いている母に気づいた。
タオルと水を持って
「大丈夫?」
と声をかけたけど、苦しそうな唸り声しか聞こえてこない。
ドアを開けて背中をさする。
いつもならある程度吐いたら自分でうがいしたりするのに、今回は立ち上がる気力もない。
段々不安がつのってきた。
「胃が痛い・・・。」
と訴える母。
そのままずるずると床に倒れてしまった。
ど、どうしよどうしよ・・・。
「救急車呼ぶ?」
と聞くと
「呼ばなくていい・・・。」
と言われる。
だってだって・・・・!
「病院まで連れて行って・・・。」
と苦しそうに言う母。
すぐ近くに総合病院があるのを思い出す。
「歩いて行けそう?」
と聞くと
「行ける・・・。」
と唸ってまた吐き始める。
病院・・・分かった、すぐ仕度するからね。
大慌てで2階に上がりジーンズに着替えて母の着替えを用意する。
母のパジャマを脱がせて着替えさせた。
保険証は・・・出張中の父が持っていってる。
しょうがないのでコピーしておいたのをつかむ。
母の財布と自分の携帯をバックに入れて、出かけられる準備が整った。
「行けそう?腕につかまって。」
とぐったりしてる母に言うと
「ちょっと待って・・・眉・・・。」
とつぶやく母。
こんな時にノーメイクなのを気にしないでよ!
思わず笑ってしまった。
そしていざ玄関から出ようとすると
「櫛・・・取って。」
と言われる。
もう!今の状況分かってるのかっ。
さすが私のお母さんだよ(笑)
二人で歩いて病院まで行った。
病院の夜間受け付けを呼び出す。
私が名前を記入しているうちに、看護婦さんが母を連れて行った。
手が震えて字が歪んでしまった。
ベンチに座って母が入っていった部屋を眺める。
生まれて初めての経験。
夜の病院って静かだなあと思ってるうちに何だか不安になってちょっと泣けてきてしまった。
看護婦さんに呼び出されて母のいる処置室へ。
痛み止めの入った点滴を打ちながら寝てる母を見て「大丈夫?」
と聞くと、
「うん・・・。」
とつぶやいた。
さっきよりは楽になったみたいでよかったよ。
それから2時間くらい点滴を打って、薬をもらってまた歩いて帰った。
母を寝させてから、ちょっとホッとした。
激動の夜だった。
数日前から吐いたりして具合が悪そうだったけど、本人が割と元気そうに振舞ってたので、大丈夫かなあって安心してた。
けど夜の9時頃にトイレで吐いている母に気づいた。
タオルと水を持って
「大丈夫?」
と声をかけたけど、苦しそうな唸り声しか聞こえてこない。
ドアを開けて背中をさする。
いつもならある程度吐いたら自分でうがいしたりするのに、今回は立ち上がる気力もない。
段々不安がつのってきた。
「胃が痛い・・・。」
と訴える母。
そのままずるずると床に倒れてしまった。
ど、どうしよどうしよ・・・。
「救急車呼ぶ?」
と聞くと
「呼ばなくていい・・・。」
と言われる。
だってだって・・・・!
「病院まで連れて行って・・・。」
と苦しそうに言う母。
すぐ近くに総合病院があるのを思い出す。
「歩いて行けそう?」
と聞くと
「行ける・・・。」
と唸ってまた吐き始める。
病院・・・分かった、すぐ仕度するからね。
大慌てで2階に上がりジーンズに着替えて母の着替えを用意する。
母のパジャマを脱がせて着替えさせた。
保険証は・・・出張中の父が持っていってる。
しょうがないのでコピーしておいたのをつかむ。
母の財布と自分の携帯をバックに入れて、出かけられる準備が整った。
「行けそう?腕につかまって。」
とぐったりしてる母に言うと
「ちょっと待って・・・眉・・・。」
とつぶやく母。
こんな時にノーメイクなのを気にしないでよ!
思わず笑ってしまった。
そしていざ玄関から出ようとすると
「櫛・・・取って。」
と言われる。
もう!今の状況分かってるのかっ。
さすが私のお母さんだよ(笑)
二人で歩いて病院まで行った。
病院の夜間受け付けを呼び出す。
私が名前を記入しているうちに、看護婦さんが母を連れて行った。
手が震えて字が歪んでしまった。
ベンチに座って母が入っていった部屋を眺める。
生まれて初めての経験。
夜の病院って静かだなあと思ってるうちに何だか不安になってちょっと泣けてきてしまった。
看護婦さんに呼び出されて母のいる処置室へ。
痛み止めの入った点滴を打ちながら寝てる母を見て「大丈夫?」
と聞くと、
「うん・・・。」
とつぶやいた。
さっきよりは楽になったみたいでよかったよ。
それから2時間くらい点滴を打って、薬をもらってまた歩いて帰った。
母を寝させてから、ちょっとホッとした。
激動の夜だった。
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