気持ちは分かる

養成所の友達（大学3年生）が、
「私一人暮らしがしたいんだ。」
と言って来ました。
大体実家の子って、一度は言うのよね。
なので、へ〜そうなんだ、と軽い会話のつもりで聞いてたら、どうやら本気モードらしく、不動産を2軒廻ってるけどなかなか見つからない・・・と言う内容まで聞いて、ちょ、ちょっとどうしたの？と止めました。

どうやらご両親とケンカをしたらしく、出て行け！！絶対出て行く！！となったみたいで。
でもさ〜、保証人いるよ。印鑑とか押してくれそうなの？
「それは大丈夫。」
ま、出て行けって言うなら押してくれるか・・・。

で、でもさ〜、探してる条件が、都内で新宿に近くて、5万以内で、バストイレ有りって厳しくない？
いくら狭くても木造でもいいって言ってもさ。
案の定その2軒の不動産屋さんでも無かったらしく、
「プレハブとかどうですか？って聞かれちゃった。」
と笑って話す彼女。

その前に生活していけるの？
「大丈夫、奨学金が毎月5万くらいあるし、バイトも増やすから。」
バイト代がいくら入るか知らないけど、大丈夫かいな。
食費の他に生活費があるんだよ。
電気・水道・ガス・携帯料金に服飾費とか。
後ネットもするでしょ。
大体奨学金って、学費に使ってるんじゃないの？
本当に大丈夫？

まるでお母さんになったみたいに、心配になりました。
だって考えが甘いんだもの。
自炊出来るの？って聞いたら、
「お米と豆腐だけあれば生きていける。私豆腐好きだから。」
んなワケないだろ！
確実に顔に欠乏症状が出てくるって。
「じゃあ、サプリでも飲むよ。」
サプリ買うお金あるなら、野菜買って調理して冷凍保存した方がお得だよ。
「そうなの〜？」
そんな会話を帰りながら延々としていました。

ま〜、実家が東京なら、いざとなったら助けを求められるけどさ。
お母さん心配だわ。